カウンセラーさんのおはなし


会話するとは・・・

子育てについて考える時、親子の会話があるかどうかが話題となることが
多いように思います。「家は毎日夕飯の時に会話しているから大丈夫」と
思われる方もいらっしゃるでしょうが、その会話、本当に大丈夫ですか?

人と話をすることは、実は簡単なことではありません。それというのも
お互いのやりとりが会話に見せかけた表面的で決まり切ったセリフの
やりとりとなっていたり、「話をする」ことを一方的に言い聞かせることと
すり替えていたりすることがあるためです。この他にも、「話を聞く」ことを
「子どもの要求を聞き入れる」と受け取ることも多いように思います。

人と、しっかり気持ちごと向き合い、正面から話をすることは、とてもエネルギーを
使うことです。相手が気持ちの上にしんどさを持っているとするならば尚更です。
だからこそ、話をすることで人の心にアプローチをするカウンセラーという仕事が
あるわけですが、会話自体は誰もが日々しているものです。ご家庭でお子さんの
様子がいつもと違う時、「何とかなるさ」と受け流さずに、一番身近にいる
お父さん、お母さんがしっかりと子どもと向き合って話をすることができれば
大きな支えとなってくれることでしょう。

ピンチの時こそ、ご自分の「会話」について考えてみませんか?

(以上の文章は執筆されたカウンセラーさんの許可を得た上で転載いたしました)