バリアフリー制作のために
制作時に使用させていただいたもの
カラーコントラストチェッカー(アイ・クリエイツ)
色覚異常の方達にどのように見えるかを
簡易的に確認できます。使用した色は
こちらで検証して決めました。
白内障の場合、白と黄色が見分けにくいので
黄色の文字は使いませんでした。
標準の水色「#00ffff」は明るすぎて
刺激が強いので、少し暗い色
「#00ecec」を選びました。
音声読み上げソフト
windows8に標準搭載されている
「ナレーター」を使いました。
音声読み上げは、目を閉じて、音だけでも
分かりやすいか検証しています。
サイトの検証 |
制作担当自身の裸眼視力が0.03なので メガネを外して見えかたを検証しています。 |
視野が狭くなっていることに配慮するため、 手を丸めて輪を作り、その中を見て、 文字がはみ出さないように調整しています。 |
制作時に気付いたこと |
「施設名」「写真」に続いて、どんな施設なのか コメントを付けることで、イメージしやすくなる。 |
「備考」のように画数の多い字は潰れて見にくい。 「その他」に置き換えた。 |
診療時間は白文字だけだと、見にくくなるので 曜日の色を変更しました。 |
休診日の位置は診療時間より上側にあるほうが 利用しやすいので通常版と位置を変更しました。 |
音声読み上げソフト、誤読への対処方法 |
住所の「八戸市」は「はっこし」になってしまう 町名も変な読み方になる時がある。 小さい文字で読みを「平仮名」で併記すると 何が書いてあるのか良く見えなくて 余計な労力を使う。 大きな文字で併記すると邪魔に感じる。 (対応策は模索中) |
住所の「字(あざ)」は「じ」と読むので 聞きやすいように削除しました。 |
番地の「−」は「ハイフン」と読むので 「の」に変更しました。 |
電話の「-」は、「の」と読まれる。 |
「診療科目」は「しんりょうかめ」になるので 「目」を削除して「診療科」に変更しました。 |
「休診日」は「きゅうしんにち」になるが 「きゅうしん」だけより聞き取りやすい 感じがするので、そのままにしました。 |
「行っています」は「いっています」に なるので使わない。 |
アルファベットは誤読するので 読み仮名を併記しました。 (例、ipadはイパッド、AEDはアエド) |
音声読み上げソフト、聞き取りやすさの工夫 |
診療時間は午前の部、午後の部に 「と」「です」を付記することで聞きやすくしました。 |
時間は、見分けやすい「時 分」を使用。 00分丁度の場合には、見聞きしやすいよう 分の表記は省きました。 |
良く使われる「・」だが、ナレーターでは そのまま間を置くことなく読み続けるので 文の区切りにならない。「、」を使う。 |
文章は「変更」で止めると、文が続く印象なので 「変更しました」と、区切りを明確にする。 |