教育版画展「虹の上をとぶ船」
八戸市内の中学校では、1956年から1970年代にかけて子どもたちによる共同制作という教育版画の実践が行われました。当館には、この一連の版画群のうち「船の一生」「虹の上をとぶ船」「うみねこのうた」「海の物語」など、多数の作品が収蔵されています。これらの作品には、現実をしっかりと見つめ、話しあった上でそれぞれが抱いた願いや希望が、豊かな発想とともに表現されています。
また、「星空をペガサスと牛が飛んでいく」という作品は、宮崎駿監督の「魔女の宅急便」に登場するウルスラの絵のモチーフになりました。
子どもたちによる壮大なイメージの物語を紹介します。
【期間】2月4日(土)~3月20日(月)9:00~17:00